日宣では多様な事業展開や事業成長に伴い、継続的に広範なポジションで厳選採用を行っています。

「かえがたい仕事」には「かえがたい人」が必要。

そこで現在募集中の部署・ポジションについてご紹介したく、編集部が募集部署をインタビュー！

今回はコーポレート本部 ピープルサクセス部長の募集ポジションについて、専務取締役 CFO / CHROの本間 祐史氏に話を聞きました。

―まずはこれまでのご経歴をお伺いできますでしょうか。

1988年に大学を卒後し、グローバル規模の製造メーカーに入社しました。海外を駆け回り様々なお客様と仕事がしたいという思いでその会社を選んだのですが、最初にアサインされたのは九州にある工場での人事の仕事でした。なぜ人事だったのでしょうかね？　それ以来、人事の仕事が自分のコアキャリアとなっています。

最初のこの会社では2～3年程度で私も全国転勤を繰り返して返していました。そうした中で30歳の頃、米国に赴任することになったのです。米国企業では会社命令による転勤などなく、自分の仕事や人生を自分でコントロールしていました。

また、人事が果たすべき役割の本質は経営ビジョンを実現することにありました。まあ、本来当たり前の姿ですよね。でも日本の企業では違っているように思えたのです。人事部の仕事は内向きなものが多いですし、社員も会社に人生の一部を委ねているというか…。

そんな感覚を持ち日本に帰国し数年仕事を続けていたのですが、考えた末に自分で納得のいく人事の仕事をしようと思い、現在ではグローバル企業に成長したカジュアルウエアの会社に転職しました。

当時は山口県に本社がありローカルな印象が強く残る会社でしたが、都心部への出店加速だけでなく、当時から海外進出を視野に入れていました。

会社が急激な成長を遂げていく中で、人事制度の仕組み作り、人材採用～育成、海外進出支援など、本当に様々な仕事をしました。とても忙しかったですが楽しかったですね。

そんな中で、商取引のインターネット化が加速してきて、インターネットがビジネスや組織のあり方にどのようなインパクトを及ぼすのか関心を持つようになりました。

また、当時在籍していた会社でやれることはやり切ったと思えたので、ITメガベンチャーに移ることにしました。

その会社はインターネット上で多数のサービスを提供し経済圏を作り上げており、事業が複雑性を増していました。

人事部は事業に近い立場で戦略実現を支援する必要がありましたが、そうした状況に対応すべく、事業部門に人事機能を配置（HRビジネスパートナー、いわゆる「HRBP」）するなど変革を進めたりしていました。

しばらくして、とある知人を介して、日宣の現社長と食事をする機会を持つことになりました。

当時の日宣は株式上場を目指しており、そのためにコーポレート機能、とりわけ採用・人事の強化を必要としていました。

株式上場を経て会社をさらに成長させたいという経営者の思いに強く共感したことと、これまでとは違い社員一人ひとりの顔が見える環境で仕事をすることの面白さを感じ、日宣に参加することにしました。

それがもう10年以上前の話になります。そこから、経営計画策定、人事制度構築、戦略実現に向けた経営管理方法の導入、M&Aなどを進め2017年に上場、社員数140名、10名以下だったコーポレート部門は倍近い人数になりました。

現在はコーポレート部門を管轄し専務取締役 CFO 兼 CHROを務めています。

―コーポレート本部 ピープルサクセス部はどんな部署ですか？

2021年に「人事総務部」から「ピープルサクセス部」に部署の名称を変えました。

上場して4年が経ち、会社として「2030年ビジョン」を策定しさらなる成長を目指すなか、その実現を後押しすべく人事制度をリニューアルすることにしました。当社において最大の資産（アセット）は人です。日宣で働く全ての社員が持っている力を120％発揮できる組織を目指したいと考えました。

「人事部」とは機能を表した部署の名前ですが、「ピープルサクセス部」という言い方は、我々の基本的なミッションを表しています。ピープルとは全ての社員のことであり、サクセスとは活躍や成功を指しています。社員の皆さんが成功し幸せになれない会社に、存在する意義を見出すことはできませんから。

社員の皆さんに成長を促す機会を創出すること、意欲高い人を新たに招き入れ事業成長を支援すること、フェアに評価され、モチベーション高く仕事ができる人事の仕組みを形作っていくこと、働きがいのある環境を整えていくこと、これらを推進し全社員の活躍と会社の成長を支援していくのが「ピープルサクセス部」なのです。

―ピープルサクセス部にはどんな経歴の人がいますか？

様々なバックグラウンドの人がいます。日宣に新卒入社し現場を経験したうえで人事や採用領域の仕事をしているメンバーや、中途採用でチームに参加したメンバーがいます。

それぞれが個性を発揮しながら、ピープルサクセス部のミッションを達成するために同じ方向を向いて仕事をしています。

メンバーは人事としての経験年数がさほど長くはないので、今回お迎えする部長にはこれまでの経験・ノウハウ・知識を惜しみなく伝えていただき、チームメンバーの成長を支援して頂きたいと思っています。

今いるメンバーは、そうした支援を喜んで受入れ、力に変えていくことでしょう。

―日宣にとっての“かえがたい”人事部長とは？

人事の仕事には、評価・報酬など人事報酬制度の基盤を構築～維持するどちらかと言えば「守り」に近い仕事と、ビジョンや戦略実現に向けた人事制度のアップデート、戦略に基づく組織編成、優秀人材の獲得～登用など「攻め」の仕事の両方の役割があると思います。企業経営にはそのどちらも必要なのです。ピープルサクセス部長には、経営が目指すべき方向性と現実をしっかり理解した上で、人事全般をリードして頂きたいと思います。

今のピープルサクセス部は、私が入社してからもっともアクティブなチームであると思っています。

それぞれのメンバーがオーナーシップを持ち、ムーンショットな目標を掲げて仕事を進めています。そうした中で、メンバーは判断に迷うことも多くありますから、ピープルサクセス部長には、チーム全体が進むべき方向を示しながら、メンバーがプロフェッショナルとしての仕事ができるようにコーチングをお願いします。なお、リーダーシップスタイルは人により様々です。自分が先頭に立ち進む人もいれば、後ろから支援する人もいるでしょう。その人ならではのリーダーシップを発揮して頂ければ大丈夫です。

―最後にこのポジションに少しでも興味を持っていただいた方へ伝えたいことやメッセージをお願いします！

ピープルサクセス部は、過去のやり方を漫然と踏襲して仕事をするのではなく、あるべき姿を描き問題を発見して解決するチームで、本質的に仕事と向きあっています。

組織機能の役割責任を担うという感覚というより、ピープルサクセス部という名前が示す通り、会社の成長と社員の活躍のために仕事をしようというメンバーが集まっています。

そうしたメンバーとともに、社員一人ひとりの顔がわかる規模感で仕事ができる会社は多くはないと思いますね。いくつかの会社で経験をしてきた私が言うのですから、間違いないです。(笑)

それから、ピープルサクセス部長はトップを含め経営陣と近い存在です。役員や事業責任者との距離が近く人事や組織に関わる相談が頻繁にあると思います。経営の根幹に関わりながら人事責任者として携わることができるので、経営的な視点が養われますし、意欲があれば、キャリアはどんどん広げていくことができます。

例えば、CHROを目指すこともできるでしょうし、私のように、人事以外のコーポレート機能、例えば経営企画、経営管理などに領域拡張をすることも可能と思います。

もし少しでもここまでの話に興味関心を持ち共感いただけるのであれば、カジュアルなかたちでもよいので、ぜひ一度お会いしましょう！

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